メディアではよく、
「これさえ持っておけばOK!!」な見出しで
ハイブランドの靴やバッグが紹介されています。
じつは万人にとって「何とでも合う靴やバッグ」というのは、残念ながらありません。
ですが、「あなたにとって合わせやすい靴やバッグ」はあります。
そう言う私も、小物の合わせ方に困っていました。
せっかく完成したスタイリングを、
小物のためにまた1から組み直す、というループにはまる
辛くて悶々としていた時期があったのです…
靴とバッグの選び方、合わせ方にはコツがあります。
コツさえわかれば、
なんとスムーズに
なんと楽に
なんとオシャレに
小物合わせができることか!!

それでは、そのコツを3つのポイントに分けて解説していきたいと思います。
小物合わせでお困りの方、ぜひお役立てください♡
靴とバッグは最後に決める
最後に決めた方が悩まない
靴とバッグから始めると、スタイリングの
全体像が見えないため、服選び自体が難しくなります。
靴とバッグは服が決まってから最後に決めましょう。
靴とバッグの役割とは
もうひとつ、大きな理由があります。
それは、靴とバッグに「調整役」の役割を果たしてもらうためです。

靴とバッグが調整役ってどういうこと?
服をスタイリングするときには、必要な箇所に適切な対処をしていきます。
例えば、デコルテが寂しいときは、デザイン性のあるものやアクセサリーでカバーしたり
色が寂しいときは、必要な色味を足したり、といった具合です。
そうすると、靴とバッグにたどり着く前に、他のアイテムは決まっているはず。
スタイリングの最後に何を加えましょう?
ここで、靴とバッグの出番がくるのです。
明るさ?、彩度(色の鮮やかさ)?、華やかさ?、メリハリ?、まとまり?
服のスタイリングの最後に、必要な要素を加えて最終調整する。
これが靴とバッグの役割です。
靴とバッグを選ぶときのコツ
ということは、最終調整の役割を担ってくれる
靴とバッグを選ぶことが大事!
次からは、具体的な選び方について解説していきます。
必要な色の要素があるものを選ぶ/パーソナルカラーを活用
例えば、明るさが必要な場合は白。
メリハリを効かせたい場合は
服とコントラストがあるもの。というように
“どんな色の要素があれば調整役として使いやすいか”を
基準にして選びます。
パーソナルカラーがわかっていると
得意な配色パターンもわかります。
=どんな要素が自分に必要かが見えてきますので、こちらも参考にしてみてください。
シーズン | 得意な配色パターン |
イエベ春(スプリング) | 同系色や明るさ(色数は人による) |
ブルベ夏(サマー) | 同系色や明るさ(色数は絞る) |
イエベ秋(オータム) | 近い色同士でまとめる(色数は絞る) |
ブルベ冬(ウィンター) | 明るさのコントラスト(色数は絞る) |

メリハリの強いボーダーのバッグは
まとまりが必要な方には使いづらいですし
黒の靴は、明るさが必要な方にとっては
使いづらいです。
自分とマッチする素材や形を選ぶ/骨格タイプを活用
素材や形は、骨格タイプで得意なものを選ぶとうまくいきます。
タイプ別に靴/バッグを選ぶときの基準を記しておきましたので、こちらを参考にしてみてください。
靴 | バッグ | |
骨格ストレートタイプ | ポインテッドトゥ、直線的なデザイン | マチがあり、直線的、表皮 |
骨格ウェーブタイプ | ラウンドトゥ、華奢、柔らかな質感 | 小さめ、薄め、短め、軽そう、キルティングやカゴバッグ |
骨格ナチュラルタイプ | 長めのトゥ、重みのあるデザイン、ヒールは太め | 大きめ、長め、自由な形、風合いある素材 |

骨格タイプはこのように部分的に参考として使うと、とても便利です♪
必要な役割を考えて、靴とバッグを選んでみて!
何を加えるとスタイリングが良くなるか
パーソナルカラーと骨格タイプを参考にして考えてみましょう。
ちなみに、必要な役割ごとに
いくつかの靴やバッグがあると、どんな服でも必要に応じて使えます♪
イエベ秋・骨格ストレートのラインナップ
ストレート/イエベ秋の私の手持ちアイテムは
こんな感じです。
バッグは合計9点
白のハンドバッグ |
黒のハンドバッグ |
黒のショルダーバッグ |
茶色のハンドバッグ |
茶色のショルダーバッグ |
グリーンのハンドバッグ |
パープルの巾着バッグ |
かごバッグ |
グレーのトートバッグ |
靴は季節をまたぐため、バッグより数は増えますが、
それでも10点
白のショートブーツ |
白のサンダル |
黒のフラットシューズ |
黒のショートブーツ |
茶色のローファー |
茶色のブーツ |
茶色のサンダル |
グレーのフラットシューズ |
グレーのサンダル |
ベージュのスニーカー |
靴とバッグでだいたい同じような色になっているのがわかると思います。
オータムの私にとって必要なのは「色のまとまり」だからですね。

オータムタイプは色のまとまりが得意です。
その他にも、明るさが必要なとき、色味が必要なとき、用に必要なものを買い足して
役割ごとに使い分けています。
少数精鋭ですが、稼働率は100%。どれが欠けても困るので大切に使っています。
“あなたにとって”必要な役割のものを選ぼう!
お手持ちのバッグと靴は、どんな色、どんな素材のものが多いでしょうか?
気に入って買ったはずなのに、なかなか出番がない……
それは、ご自身の必要な要素とマッチしていない可能性があります。
また、インパクトがありすぎるものは
調整役を超えて主役になり、使いづらいため一旦後回しにするのがおすすめです。
メディアで言われる、「夢のように万能な靴とバッグ」を探すよりも、もっと現実的に
あなたにとってこれさえあれば大丈夫!な靴とバッグを、役割ごとに揃えてみましょう。
そうすれば、毎日のスタイリングはもっと楽になるはずですよ♪



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