プロフィール

大阪を拠点として
骨格診断とパーソナルカラー診断をもとに
似合うファッション分析・ファッションコンサルをしております。
MyStyleLessonの大河有未です。

もともとが、外見コンプレックスの塊だった私。
そんな私がファッションを仕事にするなんて
自分でも驚いています。

今でこそファッションのあれこれを発信したり、スタイリングの写真や動画もあげていますが
数年前までは長い外見コンプレックスに悩んでいました。

不安定な私の希望は、洋服だった

思えば私の人生は、誰かや何かと比較しなければ
自分の立ち位置がわからない時期が長く

「自分自身」というのがよくわかっていませんでした。

自分以外の人は、みんな素敵に見えて
周りと比較して自分を確認するから、環境や人間関係、毎日同じ人たちと関わるにしても
昨日と今日とでは自分の立ち位置が変わってしまう。
周りを見てはバランスを取っている。

そんな私は、いつも「不安定」でした。

この不安定さは、当然表に出ていました。
私の場合は、見た目という形で。
ファッションもヘアスタイルもいつもバラバラ、すごくいろんな格好をしているのに
しっくりくる服にはなかなか出会えず、期待と落胆の繰り返し。

それでも、見た目にこだわることは昔から好きでした。

見た目は自分のことを大きく変えてくれる、そんな気がしてたから。


なかでも洋服1枚で変身する姿には、強く心惹かれ
「私だって、素敵に変われるかもしれない」

そんな希望を抱かせてくれた洋服は、いつも特別な存在でした。

何を取り入れても「イマイチ」から抜け出せない日々

だからこそ、洋服の知識は積極的に取り入れていました。

差し色が必要と聞けば「ふんふん、差し色入れたらオシャレになるのね」
シンプルがベスト!と聞けば「なるほど、シンプルが一番かっこいいのか」
青とブラウンの組み合わせがオシャレと聞けば「よし、早速買いに行こう」

いろんなハウツーを取り入れて、メディアや雑誌、スタイルブックの情報を
そのまま自分に当てはめていきました。

それなのに、イマイチな自分から抜け出せない日々。
クローゼットの中も、テイストや色がバラバラで組み合わせるのが難しく、大量の服を目の前に立ち尽くす。
ハウツーを取り入れて頑張って選んでもなんだか変で、でもどこがおかしいのかがわからず
ひどい時は30分以上かかって服を選ぶ。


それだけの労力をかけても素敵になれない自分に
毎日、少しずつ“がっかり”を積み重ね、
イマイチの烙印を自分に押し続けました。

骨格診断との出会い

なのに、何故か服の可能性を諦める気にはなれず
「服が絶対自分のことを変えてくれる」
そんな希望は変わらず持ち続けていました。

そんなとき「骨格診断」がある雑誌で紹介されました(当時はまだそこまでメジャーではなかったのです)。

骨格診断

骨格診断では、なんと自分に似合う服がわかるらしい!
うまくいかなかった秘密は、ここにあるのではないかと電流が走りました。

今までの情報はいろんな人に向けられた
ハウツーであって「私自身」に向けられたものではなかった。
もしかしたら自分をちゃんと知ることが必要だったのかもしれない。

私はその記事を夢中で読みました。
切り取って、スクラップブックに貼っては情報を書き込み、もっと知識が欲しくて
本を沢山買って独学で勉強しました。

「自分自身」に焦点をあてた骨格診断というものに、望みをかけたのです。

毎日ネットやブログを読んで情報収集し、ドキドキしながら診断を申し込みました。
なんとなく恥ずかしい気持ちもあって家族にも友達にも、誰にも言わずに。

今となってはその結果は誤診だったのですが
まず一定の結果が出ることに安心しました。

目の前のモヤモヤが晴れ、
「私はこのタイプで、このアイテムを買って、こんな格好をしたら変われるんだ!」と
やっと「正解」を教えてもらえた気がしたのです。

すっきりした気持ちでタイプ通りのアイテムを集め出しました。
それなのに……言われた通り集めた服は、
着ても変ではないけど「普通の服」でした。

「これそんなに好きじゃないけど、タイプ的にいけるやつだよね。」
「これは好きだけど、私のタイプじゃないよね。」

そうやって服を選ぶうちにどんどん選択肢が狭まって、服に希望を抱いていた気持ちがフリーズしていきました。

タイプに縛られ、「正解」にこだわって、不自由になってしまった。

「これで本当にいいのかな?正解かもしれないけど、おしゃれなのかな?」
すこしずつ、その不自由さに違和感を感じるようになりました。

骨格診断を本格的に学ぼうと決意

独学で勉強していたものの骨格診断の興味は尽きず、ついに東京の先生のもとで真剣に理論から学ぶことに。

まずここで誤診から救われました。
くつがえる診断結果。ですが、それだけでは不十分でした。

私はストレートといえど、首の長さやメリハリの感じないボディラインなどから
バランス調整が必要。
また、オータムの中でも黄みが必要なタイプ。

これらを抑えることも重要なポイントでした。
ここまでやってはじめて長年抱えていた服の悩みは解消されたんです。

たとえ同じタイプでも、似合うポイントはひとりひとり違います。
そこを無視してタイプだけに当てはめようとする
診断では、無理が生じる場合がある。

この経験は、タイプが分かったとしても
その箇所に具体的にアプローチしなければ悩みは解消されないんだと、強く感じるきっかけになりました。

私が本当にほしかったもの

そして、今。

めちゃくちゃに服が愛おしく、おしゃれを心から楽しめています。
持ってる洋服ひとつひとつが宝物のようで、どの服を見ても
全部心から大切にしたい。

そんな服を身につけてるわけだから、当然自分への愛着も湧きます。
人と長年比較し続けていた私が、自分に満足していたら、人と比較すること自体がなくなっていました。

「自分への満足感」「自分への愛着」
それは、私がずっと欲しかった心の安定でした。

タイプから、自分のスタイルへ

私の服装は、ストレートど真ん中でも、オータムど真ん中でもありません。
診断士から見れば、不正解なスタイルもあると思います。

でも、タイプに縛られることで不自由になる、そんな経験は繰り返したくありませんでした。

そこで「タイプ」から自分に必要なポイントだけを抜き出して使うようにしました。

「素材はストレートのものがやっぱり一番合うな」
「サイズ感は多少ルーズでもいけるな」
「柄物はストレートの基準で選ぶと失敗がないな」

ポイントとして注目すると、いつも気をつけることは同じでした。
むしろこのポイントさえ外さなければ、どんなファッションも着こなせる気がする。

「骨格ストレート・イエベ秋の私」でいる限りは挑戦できないファッションでも
「ポイントを押さえたらいい」という視点だと、選択肢がぐっと広がったのです。
新しい発見はいくつもありました。

診断を受けて悩んでしまう多くの人は「タイプ」の情報どまりなのだと思います。

「タイプ」からどう自分へ変換すればいいか
わからないと、残念ながら診断を受けても
イマイチよくわからなかった…ということになってしまう。

ですから診断ではタイプからどのポイントを拾えばいいのか、具体的なお話に時間をかけます。
タイプは考え方のベースとして使い、具体的なポイント(例えば素材・シルエット・デザイン・バランス・テイスト・ヘアメイク・ウエスト位置・丈など)をひとつ一つ整理してお伝えするようにしています。

似合う服には必ずちゃんとした理由があります。
まずは正確な診断を、そのうえで理論的分析をもとに、似合うものを選ぶ。

そうすれば誰でもあっという間に変われるんだと
日々いちばん実感しているのは、私自身なのかもしれません。



「ファッションはセンスだけじゃない。
理論がわかれば誰だって変われる。」
私の発信のベースにあるのは、いつもこの気持ちです。

ファッションが分からない、そんな時間がない、何をやっても上手くいかない、と
諦めてしまいそうになる人にこそ、知ってほしい。

誰だって、自分の押さえるポイントさえ知っていれば、すぐにでも変わることができるんだと。

この技術は、服でお悩みの方の大きなヒントになるはずです

最後に、数ある骨格診断・パーソナルカラー診断・
ファッションコンサルの中から
このページを見つけてくださり、ここまで読んでいただきありがとうございます。

こういった診断を検討されているということは
少なからず、
「私だって変われるかもしれない」
そんな希望をお持ちの方ではないかなと思っています。

その思いがあれば、絶対に変われます!
あとは正しい対処法を知るだけです✨

服で悩む人が少しでも服に前向きになれたら、
何か伝わるものがありますようにと
お一人おひとりのお客様との出会いとその時間を
とても大切に思っています。

皆様との出会いを、楽しみにしております♡

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