「骨格タイプが分かれば、似合う服を選べるようになる」
診断士をしていて、これを言い切るのは少し乱暴かと思っています。
実際に同じタイプであっても、誰一人同じ診断結果にはなりません。押さえるポイントはそれぞれ違うからです。
ただ、メディアなどでは一人ひとり個別のポイントを伝えることはできないため、どうしても画一的な表現をせざるを得なくなります。
骨格タイプ別のアイテムやシルエット、テイストのおすすめの記事は見ていて楽しいですが
実際には、各タイプの強弱、お持ちの体のライン、ボディバランス、お顔が与える影響(顔診断)、色や配色、全てを含んで服を選びます。
骨格ストレートタイプと言われると
「骨格ストレート 服」で検索したくなりますが
骨格タイプのおすすめアイテムだけで服を選ぼうとするのは難しいのです。
とはいえ正しい使い方をすれば、似合う服を数段選びやすくなるのも確か。
この記事では、骨格タイプ別の服を選ぶときのコツをお伝えしていきます!
詳細はこちらからhttps://mystylelesson.com/kokkaku-plus-osaka/
骨格タイプ別/似合うアイテムの特徴を捉える
骨格ストレートタイプ
服を選ぶときのヒント
素材感 | 凹凸がないもの |
光を反射する素材 | |
肉感を拾わないもの | |
スタイリングポイント | 着ぶくれないようにする |
きちんと感を残す | |
重心は下げすぎない | |
やりすぎると無理感が生じる | |
アクセサリーや小物も、安定感のあるものを選ぶ |
ストレートタイプでも個人差のあるポイント
・センタープレスの有無
・シルエット
・デコルテラインの空き具合
これらはストレートタイプの中でも個人差があります。
ストレートタイプでも、素材のハリよりも落ち感が得意な方、センタープレスがきつすぎる方、オーバーシルエットまで着こなせる方やVネックが苦手な方はおられます。
骨格ウェーブタイプ
服を選ぶときのヒント
素材感 | 空気を含む素材 |
ストレッチ素材 | |
固くハリのあるものは苦手 | |
スタイリングポイント | 重心を上へあげる(ウエスト位置など) |
シンプルすぎると寂しくなる | |
揺れ感のあるデザインが得意 |
ウェーブタイプでも個人差のあるポイント
・甘さの有無
・デコルテラインの空き具合
詰まり感によってはデコルテを開けたほうがスッキリされる方もおられます。
骨格ナチュラルタイプ
服を選ぶときのヒント
素材感 | 凹凸があり風合いのある素材 |
スタイリングポイント | 普通すぎるとつまらなくなる |
丈は長め | |
不規則で直線的なデザインが得意 | |
可愛いテイストは無理感が生じる |
ナチュラルタイプでも個人差のあるポイント
・シルエット
オーバーサイズでは着ぶくれてしまうナチュラルタイプの方もおられます。
骨格タイプはヒントとして使う
「骨格タイプが分かれば、似合う服を選べるようになる」のではなく
「骨格タイプが分かれば、似合う服を選ぶときの手がかりになる」が正しい理解です。
骨格診断は似合う服を理論的に導き出せる、とても画期的なメソッドですが
骨格タイプでカテゴライズしようとすればするほど無理感が生じてしまうことも…。
タイプで括られがちなところを噛み砕いてみましたので、これらを服を選ぶときのヒントとして捉えてみてください。
「同じタイプでも一人ひとり押さえるポイントは違う」と頭の片隅において、型にはめすぎず
ポイントを押さえて使いこなしていきましょう♪
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